木から原料ができるまで
和紙の原料となる木を刈り取り原材料を作るまでを、NHKが昭和30年代に佐治で取材して制作した貴重な映像からピックアップしてご紹介します。 和紙作りの手間のかかる様子を垣間見ることができます。
1.木を刈り取る
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山で三椏、楮、雁皮という和紙の原料となる木を育てて刈り取ります。 刈り取った木は束ねて背中にしょって持ち帰ります。 |
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2.蒸す
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皮をむきやすくするために釜で蒸します。 |
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3.皮をむく
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一本一本皮をむきます。ここでむいた皮を「黒皮」と呼びます。 |
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4.黒い皮を取り除く
表の黒い皮を包丁のような刃物で削るように取り除きます。 |
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5.水に晒す
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川の水に晒して皮に含まれる、いらない成分を洗い流します。 紙を作るにはきれいな水が大量に必要です。 |
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乾燥させると、このような原材料ができあがります。 |
因州和紙とは
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